安全な通学路にする為に大人ができる防犯対策

通学 防犯

近年、子供が巻き込まれる犯罪やトラブルが多発しています。日本ではスクールバス通学や保護者が校門前まで車で送迎するシステムや習慣は浸透しておらず、小学生以上の生徒は徒歩もしくは自転車での通学を余儀なくされているのが現状ではないでしょうか。それでも毎日安全に通学できるよう、各ポイントでPTAや近隣住民による通学路の防犯ボランティアの見守りで、子供たちが安全に登下校できるように努力しています。しかし、時代が変わって生活スタイルや家族の在り方の変化、地域住民の高齢化が進むと「地域の目」が不足し、更に塾や学童クラブの利用などで生徒それぞれの帰宅時間が違い、すべての子供達を同じボリュームで安全に守ることが困難になってきているのも事実です。今の時代にマッチした通学時の防犯対策を、改めて考える必要があります。

通学路の危険要素を見直し、防犯対策を再検討する

学校付近の通学路の環境や以前からある住宅街は、刻々と変化する場所でないように思えます。どちらかといえば、「昔から変わらない」「以前からすると寂しくなった」という、少々ネガティブイメージに近い雰囲気を感じることはないでしょうか。昔から変わらないという言葉は懐古的な意味合いにとれるかもしれませんが、違う見方をすると、人の手が入らず整備不足かもしれないということにも取れますし、寂しくなったということは住んでいる人が減っている、もしくはその地域の高齢化が進んでいるかもしれないという可能性があるということです。通学路の危険個所をチェックポイントにしたオリエンテーリングで各ポイントを回り、その場所で起こりうる危険が迫ってきた場合どう対処すればよいのかをみんなで考えることで、防犯意識を高める教育と危険回避能力を向上させる事につながるのではないでしょうか。

地域全体で通学路の防犯と安全対策を考える

地域の子供達が、様々な犯罪や危険を回避し安全に通学できる環境を作り出すには、やはり大人の目で見守る事が必要不可欠です。ですが近年共働き世帯が増え、保護者が登下校時の見守りに苦慮している話は、残念ながらよく耳にします。マンパワーには限りがあるので、地域全体を効率よく監視できるように、通学路の死角になるような場所へ防犯カメラを設置したり、自治体や教育機関、警察といったそれぞれの組織からの情報発信や相互間の情報共有をおこなう等、コミュニケーションツールの活用や情報の結び付けで、地域の安全確認や防犯対策をサポートしましょう。ソフトのつながりとハードのつながりが、いざという時の備えになります。子供達が安全に通学できる事は、親にとって何より安心できる日常です。子供達にとって最良の防犯対策が取れるよう、地域や学校、警察と連携を図り、安心安全が無理なく継続できるように努めましょう。